KDDIと独立系インターネット関連企業11社は16日、各社が提供するウェブサイトやアプリなどのサービスに共通メニューを設定し、各サービス間を容易に行き来できる環境を実現すると発表した。多様なコンテンツを持つヤフーや米グーグルなどに対抗し、コンテンツ連合「Syn・(シンドット)アライアンス」を設立。KDDIがアライアンス構成企業のうち7社に総額120億円を出資して、KDDIと各社のサービスの融合を目指す。
KDDIが出資する企業(カッコ内は主なサービス)はアップボードキャスト(ゲーム)、ジョルテ(カレンダーアプリ)、ナターシャ(音楽・コミック)、ナナピ(生活ノウハウ)、VASILY(ファッション)、ビットセラー(ランキング)、ルクサ(ECサイト)。そのほか、ナビタイム(交通案内)やウェザーニューズ(天気予報)など4社も参加し、11社のサービス利用者数は約4100万人に上る。