リニア新幹線、早くも“愛称論争”勃発 「富士」有力? 関西から異論も (1/7ページ)

2014.11.24 17:08

リニア中央新幹線の着工が認可された。山岳路線が大半を占めるため、今後の工事への課題も少なくない。写真は、9月に山梨県都留市のリニア実験センターで公開された新型車両L0系

リニア中央新幹線の着工が認可された。山岳路線が大半を占めるため、今後の工事への課題も少なくない。写真は、9月に山梨県都留市のリニア実験センターで公開された新型車両L0系【拡大】

  • 寝台特急「富士」=平成17年2月(奥清博撮影)
  • 東海道本線を走る「サロンカーなにわ」=大阪府島本町(奥清博撮影)

 リニア中央新幹線の工事実施計画が認可され、日本独自の超電導リニア技術を高速鉄道に導入した「夢の超特急」がいよいよ実現に向けて動き出す中、早くも列車愛称に「富士(Fuji)」を推す声が高まっている。東京・品川から名古屋までの開業は平成39(2027)年とまだ先だが、「世界最速の列車にこそ、『富士』がふさわしい」との声は根強い。これに対し、57(2045)年に大阪まで延伸してはじめて全線開業となることから、関西の鉄道ファンからは「どうせ富士山なんか見えないんだから『浪速(なにわ)』がいい」という声も。愛称をめぐり、リニア着工前からにわかに熱を帯び始めた。(大竹直樹)

 最古の愛称をリニアに

 「みらい」「きぼう」「ゆめ」「おもてなし」…ネット上では、リニアの愛称を予想する声が飛び交っている。

 中でも有力視されているのが「富士」だという。富士は日本一の山。古来信仰の対象となってきた日本人の魂でもあるから異論はないが、なぜ夢の超特急に「富士」なのだろうか。

『富士』は世界を代表するリニアの名にふさわしい

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。