三越伊勢丹ホールディングスは13日、子会社のセンチュリートレーディングカンパニー(東京都新宿区)が販売したフランス産赤ワインにガラス片が混入していたことが、消費者からの通報でわかったと発表した。13日に対象となる300本の自主回収を始めた。
今回、自主回収するのは「シャトー・ジャン・ガシー2012年」(750ミリリットル)で、ボトル首部分に印刷されたロット番号「205」のもの。ガラス片は細長く、長いものは8ミリ程度。健康被害はなかった。
混入場所は確定していないが、フランスでの瓶詰め作業の際に、瓶破損があったことから、この際に混入した可能性が高いとみられている。販売は三越伊勢丹各店舗や、そのほかの百貨店などで、大半がお歳暮ギフト用で販売されている。
問い合わせはセンチュリートレーディングカンパニーの「お客様相談窓口」、フリーダイヤル0120・877・715。