障害者雇用促進 ポラスが新事業

2015.3.17 05:00

 ポラスグループのポラス(埼玉県越谷市)は、障害者に働く機会を提供するため、「ポラスシェアード」を設立、事業を開始した。

 新会社は資本金が3000万円で社長にはポラスの中内晃次郎社長が就任。本社は越谷市に置いた。身体や知的などの障害の種別を問わず雇用を進めていく方針だ。当初は20人(このうち17人が障害者)の社員で業務を行い、当面はオフィスサポート業務を中心に展開。住宅メーカーならではの色づけや製本といった図面作成補助や、設計での通風計算などを考えている。将来的には一般企業からの受注も視野に入れる。

 営業開始後は「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づく特例子会社として認定申請を予定しており、順調に認可が下りれば、越谷市では初めての特例子会社となる見通しだ。

 ポラスグループでは、これまでも障害者の雇用促進に力を入れてきたが、より能力が発揮できる環境づくりが必要と判断。新会社の設立を決めた。ポラスシェアードの加知方(かじかた)真美子課長は「既成概念にとらわれず、新しい仕事にもチャレンジしたい」と話している。

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