任天堂がスマホゲーム参入決断した理由 専用機との“懸け橋”に勝算あり? (1/5ページ)

2015.4.10 06:26

任天堂の3月期連結業績とゲーム機の販売台数

任天堂の3月期連結業績とゲーム機の販売台数【拡大】

  • 任天堂のファミコンが生んだキャラクター「マリオ」(左)。今度はスマホの小さな画面上を走り回る(ブルームバーグ)

 1983年にゲーム専用機「ファミリーコンピュータ」(ファミコン)を発売して以降、自社のゲーム専用機向けのソフト開発にこだわり続けてきた任天堂の岩田聡社長が、大きな方針転換に踏み切った。ソーシャルゲーム大手、ディー・エヌ・エー(DeNA)と資本業務提携し、スマートフォン向けゲームの共同開発・運営や、会員制サービスに乗り出す。任天堂は、新しいゲーム専用機「NX(仮称)」を開発していることも明らかにした。32年目の方針転換には、スマホゲームでファンを開拓し、ゲーム専用機に“還流”させようという狙いがある。

 「遅い」に気色ばむ

 「きょうの時点で『遅い』というのはご意見であって、それが真実かどうかは数年後のアウトプットで判断されるものだ」

 3月17日に開かれた資本業務提携の発表会見。スマホゲームへの参入について、「遅かったのではないか」という質問に対し、冷静沈着な岩田社長が少しだけ気色ばんだ。

 ここ数年、スマホゲーム市場の拡大と任天堂の業績不振が対照的となり、アナリストらはスマホ参入の必要性を指摘してきた。任天堂が説明会などで参入の見送りを表明するたび、市場は株価の下落を通じて岩田社長に方針転換を促してきた。

岩田社長がスマホ参入に否定的だったのは…

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