ソフトバンク、スプリント再建困難でチラつく売り時 為替差益、今なら9千億円超 (3/5ページ)

2015.5.28 06:38

米カリフォルニア州にあるスプリントの販売店。タブレット端末を含めた契約数は純増に転じたものの、米3位からの転落は時間の問題となっている(ブルームバーグ)

米カリフォルニア州にあるスプリントの販売店。タブレット端末を含めた契約数は純増に転じたものの、米3位からの転落は時間の問題となっている(ブルームバーグ)【拡大】

  • ソフトバンクの孫正義社長

 ソフトバンク幹部は「孫社長は当初からTモバイルUSとスプリントの買収をセットで考えていた」としており、TモバイルUSの買収失敗は米携帯市場への参入計画そのものが頓挫したに等しい。裏を返せば、スプリントだけを保有しても意味がないといえる。

 米国で孫社長は、スプリントが保有する周波数の一部を売却する可能性について言及している。買収などで手にした周波数帯はバラバラで、現在の契約数からみると必要性の低いものも少なくないという。切り売りして得た資金をLTEの設備投資に充てる腹づもりだ。しかし、それだけでLTE対応基地局や広大な米全土を網羅する基幹網の整備は不可能。スプリントという「カネ食い虫」に孫社長が我慢するのも限界はある。

 ソフトバンクは2月に、米国での事業拡大のために西海岸に設けた拠点から約200人の社員を日本に引き揚げさせた。「スプリントから手を引く第一歩ではないか」との見方が業界内で一気に広がった。

もう一つの理由は、より現実的だ

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