「正しい仕事をしていれば、永遠に続くはず」=2015年6月【拡大】
元親会社のミロク経理の倒産で、ミロク情報サービスも連鎖倒産の危機に見舞われたとき、資金面ではアルプス電気の片岡勝太郎社長に助けていただきましたが、鷲頭社主からは「心配するな、大丈夫だ」と言われたことが大きな心の支えとなりました。どうして大丈夫なのか分かりませんでしたが、不思議と勇気づけられました。
92年3月にお訪ねしたら、体調を崩され臥(ふ)せておられたようでしたが起きて来られて、自分がそんな状態なのに、ちょうどミロク情報サービスの店頭公開が延期になった時期でしたので、むしろ励まされたことを覚えています。その翌日に亡くなられました。同年8月に店頭公開ができ、感謝の気持ちを込めて鳥居を寄進しました。その鳥居を見るたびに鷲頭社主の教えを思い返しています。
◆人間愛と相互互恵
そのころ、念仏宗無量寿寺ともご縁をいただきました。京都・嵐山にある別格本山で仏教の正しい教えである正法を受け、釈尊の神髄に触れたことをきっかけに、深く帰依しています。念仏宗は2004年、兵庫県加東市に総本山を建立し、そこで世界41カ国の仏教指導者が会して仏教サミットを開催したりしています。
たまたま転職した先の社名に弥勒菩薩の弥勒(ミロク)が付いていたのも、何かの縁だと感じています。分離したミロク情報サービスを自ら買い取り、波乱の日々がありましたが、ミロクの名を常に大事にしてきました。弥勒の名に恥じないよう、人間愛と相互互恵を基として弥勒の世につながってゆく、この世をわたしは「平和な高度情報化社会」と置き換えていますが、この実現に向かって進んでいきたいと心しています。