電子部品、全社が増収増益 スマホ高性能化で需要拡大、際立つ技術力 (1/2ページ)

2015.11.6 06:35

 電子部品大手7社の2015年9月中間連結決算が5日出そろい、全社が増収増益となった。スマートフォンの性能が上がり、付加価値の高い部品の需要が拡大したほか、1台につき必要な点数が増えていることが追い風となった。車載関連も、自動運転技術に必要な部品の需要の引き合いが強まりそうで、先行きは明るさが増している。ただ、スマホ需要を牽引(けんいん)してきた中国経済の減速の影響が懸念される。

 「圧巻の営業利益」。野村証券はリポートで、村田製作所の7~9月期の営業利益が882億円と過去最高を更新し、野村の予想を100億円も上回ったことをこう表現した。村田は通期の営業利益予想を従来より220億円高い2720億円に引き上げた。世界でのスマホ需要そのものは伸びが鈍化してきたが、高速通信に対応したり、薄型・軽量化を実現するための部品の引き合いが強く、こうした分野に強みを持つ村田の業績を押し上げた。

 スマホの高性能化を象徴するのが、「iPhone(アイフォーン)6s」で、画面を触る圧力の強さによって表示を変えられる新機能。これを実現するための「触覚デバイス」という部品を米アップルに供給しているとみられるのが日本電産だ。永守重信社長はこの部品について「コモディティー(日用品化)化するものではない。確信を持って増産投資する」と、市場の有望さを強調。「(スマホが)ハイエンドになり、難しい方に行くほど、競争に打ち勝っていける」と技術的な優位性に自信を示す。TDKは高周波部品、アルプス電気は手ぶれ補正を実現する部品が好調だった。

電子部品大手各社の成長性は、車載分野でも大きい

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