サムスン大盤振る舞いの背景 過去最大の自社株買い…社内には不満の声 (1/5ページ)

2015.11.15 17:04

巨額の自社株を発表したサムスン電子。好決算だったがスマホ事業の立て直しに苦しんでいる(ロイター)

巨額の自社株を発表したサムスン電子。好決算だったがスマホ事業の立て直しに苦しんでいる(ロイター)【拡大】

 韓国のサムスン電子が巨額の自社株買いを約1年間にわたり実行する。購入額は計11兆3000億ウォン(約1兆1900億円)にのぼり、同社として過去最大で、すべて消却する計画という。一株あたりの価値が上がるため、投資家は歓迎ムードだが、本業のスマートフォン事業では中国勢の追い上げがきつく、経営環境は厳しいまま。大盤振る舞いの自社株買いは、投資家離れを防ぐ窮地の策だった可能性があり、「再生の証」とみるのは時期尚早のようだ。

 スマホ販売前年割れも

 2015年7~9月期連結決算(確報)の営業利益が7兆3900億ウォンと前年同期比の1・8倍に達して、業績回復を印象付けてたサムスン。前年実績を上回るのは2年ぶりだ。

 しかし、その利益水準は、市場の期待値を上回っていたわけではなかった。

 7~9月期の最終利益(少数株主持ち分を除く国際基準ベース)は5兆3100億ウォンで、ブルームバーグが集計したアナリスト29人の予想平均の5兆4000億ウォンを下回る結果だった。

サムスンはビジネスモデルを見直す岐路にある

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