“韓国色”濃いLINE、IPOで飛躍なるか 直近の決算は赤字も、魅力の収益バランス (2/4ページ)

2016.7.11 11:32

LINEは東証上場を契機にさらなる成長戦略を描く(ブルームバーグ)
LINEは東証上場を契機にさらなる成長戦略を描く(ブルームバーグ)【拡大】

 一方で、最終損益は79億円の赤字。買収した音楽配信サービス事業がうまくいかず、減損損失などを計上した。同事業からは今年3月に撤退しており、黒字基調に戻るとみられるが、月間利用者の数をみると、成長の鈍化は否めない。15年3月は前年同月と比べて29%も増えていたが、今年3月は1年前と比べて6%増にとどまる。一段の成長には海外や新規事業の拡大が必要で、上場による資金調達はそのためだ。

 ただ、こうしたサービスは、月間利用者が世界で16億人を超える米フェイスブックの子会社ワッツアップのほか、中国のITの“巨人”テンセントも「ウィーチャット」を手がけている。規模で見劣りするLINEは、シェアが高いインドネシア、タイ、台湾で地位を固めることを優先するという。

 経営陣についても詳細が明らかにされた。親会社ネイバーが韓国企業なので当然ともいえるが、社内取締役5人のうち3人が韓国系。株主の構成をみると、“韓国色”はさらに強くなる。ネイバーが87.3%を保有。LINEのサービス立ち上げに大きな役割を果たし、現在は海外展開を指揮する慎(シン)ジュンホ取締役ら14人の韓国系株主が9.1%を持つのに対し、出沢剛社長ら日本人4人の保有比率は0.16%に過ぎない。

上場が遅れたのは、ネイバーがLINEの上場後も圧倒的な支配権を…

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