“買収王”孫正義社長の眼力 ソフトバンクが仕掛ける未来への巨額投資 (2/4ページ)

2016.8.15 07:06

英アームの巨額買収で「未来社会を変える」というソフトバンクグループの孫正義社長。市場の懸念を払拭することはできるか=7月28日(ブルームバーグ)
英アームの巨額買収で「未来社会を変える」というソフトバンクグループの孫正義社長。市場の懸念を払拭することはできるか=7月28日(ブルームバーグ)【拡大】

 ただ、こうした発言は、周囲から巨額買収への疑問の声が尽きないことの裏返しともいえる。まずはその問いと、孫社長の反論を振り返ってみたい。

 常に「入り口」重視

 高い買い物ではないか(アームの最終利益からみると、M&Aに支払った金額を回収するまでに50年以上かかる計算になる。株価には43%のプレミアムを上乗せしている)

 「プレミアムは見方によっては高いかもしれないが、それは過去の利益への倍率で、成長余力がある。5~10年後からみて振り返って現在の価格は安い」

 ソフトバンクグループは巨額の借金があり、返済を優先すべきでは(有利子負債は6月末時点で11兆7235億円)

 「当社は(中国・アリババ集団などの)上場株式を持ち、潤沢なフリーキャッシュフローがある。「ネットデット(資産額を差し引いた負債額)は実質ゼロだ」

 株価は下がった(買収発表の翌営業日の終値は10.3%安)

 「毎回大きな(買収を)発表すると、株価は下がり、その後少しずつ回復する。新しい大きな挑戦だから、すぐに(株主にとって)連想がわきにくいのはいつものことだ」

「これまでのM&Aでも、当初は相乗効果がないといわれたが…」

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。