【“人”が変える地方創生】プロの条件 久保田雅俊 (1/2ページ)

2016.9.14 05:00


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 ■「尖り」「立ち位置」「可視化」

 地方企業が新たな挑戦をするためには、従来型の雇用だけではなく、「週に1回だけ来てもらう」といったような柔軟な働き方で東京のプロフェッショナル人材を活用することが大切だ。地方企業を外部からサポートしていて地方の魅力を知り、移住を真剣に考え、部長や取締役、CFO(最高財務責任者)などに就任するケースも出てきている。今後、こうしたプロ人材の需要はますます高まっていくだろう。では、そうしたプロ人材になるためには何が必要なのか? そこには3つのポイントがあると考えている。

 まずは「尖(とが)り」を作ること。「尖り」とは「強み」よりさらに上、突出しているということだ。できれば一つではなく、複数のテーマで尖りを持つ。例えば「自分は人事制度を設計できるプロだ」という自負があったとしても、その強みだけでは人事にしか関われない。他の尖りをどこに持つのかを考え、強化していく必要がある。

 次に「ポジショニング」を考える。どんな立ち位置であれば自分の価値を最も発揮できるのか。会社員には「ポジションは与えられるもの」という前提があるが、プロ人材は「自分のポジションは自分で提案する」ことが必要だ。私を使うのであればこのポジショニングが最適ですよ、と明確に言えるかどうか。

 最後に「可視化」。自分の知見や経験を、分かりやすく説明できることが大切だ。将来の可能性でもいいので、しっかりと定義しておきたい。私自身は、一定のハイキャリアと話す力と実行力があれば、誰でもプロ人材になれると思っている。ただし、それを続けていけるのは、自分の知見や経験を可視化している人。自分の範疇(はんちゅう)を明確にして、責任を持っているからこそ、合わない案件は引き受けないのだ。「何でもやれます」と言うのは簡単だが、それでは成果が出ない。

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