ペットとの共生環境向上 業績伸ばすアイペット損保、収入保険料100億円突破の見通し (1/3ページ)


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 犬と猫に特化したペット保険を扱うアイペット損害保険が順調に業績を伸ばしている。2017年3月期には保有契約件数が30万件近くまで伸長し、収入保険料が初めて100億円を突破する見通しだ。18年3月期の株式上場も視野に入ってきた。今年6月に社長に就任した山村鉄平氏は「ペット保険へのニーズは高いが、加入率は低い。このため知名度を上げてペットとの共生環境の向上に貢献したい」と意気込む。

 --ペット保険市場の現状について

 「飼われている犬と猫は2000万頭弱。微減傾向だが、15歳未満の子供の数(約1600万人)より多い。またペットフードやペット用品など市場規模は右肩上がりが続く。こうした中、ペット保険の加入率は5%強にとどまっており、欧米などと比べるとかなり低い。ペット保険の歴史が浅く、知名度が低いからだ。それだけ市場の伸びしろは大きいといえる」

 --提供しているペット保険は

 「ペットの通院から入院、手術まで幅広くカバーした『うちの子』はオーソドックスタイプで、補償割合を70%か50%かを選べる。ペットショップ代理店限定で販売している『うちの子プラス』はペットの体調が不安定になりやすい購入後1カ月の診療費を100%補償する。また高額になりがちな手術費用に特化した『うちの子ライト』もそろえた。保険料を抑えながら手術と手術を含む連続した入院費用の90%を補償する」

収入保険料は28%増の81億2600万円と順調に推移