【eco最前線を聞く】高島屋 不要な衣類回収は小売業の使命 (1/2ページ)

2016.12.19 05:00


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  • 高島屋横浜店に不要となったスーツなどを持ち込む女性ら(同社提供)

 □高島屋・浮貝匡明CSR推進担当課長

 高島屋は、不要となったウール素材のスーツやコートなどを回収し、リサイクルする活動「ウールスーツ・コートリサイクルキャンペーン」に取り組んでいる。2002年から高島屋日本橋店でスタートし、これまで延べ約3万5000人から約20万着を回収した。同キャンペーンの運営に携わるCSR推進室の浮貝匡明CSR推進担当課長は「不要となった衣類の回収は小売業の使命だ」と言い切る。

 ◆ウール素材60%以上

 --ウールスーツ・コートリサイクルキャンペーンとは

 「家庭で不要になったウール素材60%以上の紳士服や婦人服、子供服を全国各店の特設会場などで無料で回収する。高島屋以外で購入した衣類も受け付ける。集まった衣類は自動車の断熱材や海外の防寒服の生地などに再利用している。また、回収した衣類1キロにつき10円をNPO法人に寄付し、寄付金は東日本大震災で被災した地域の桜の植樹などに使われる。リサイクル費用は高島屋が負担するほか、衣類を持参した客には古布で作られた軍手を贈っている」

 --同キャンペーンを開始したきっかけは

 「2002年に経済産業省からの依頼で衣類を店頭で回収し、リサイクルしたりアンケートなどを実施した。同アンケートでは、スーツはビジネスマンにとって思いが深く、粗大ごみとして捨てることができないという声が多かった。なかには、形見として大切に保管しているという声もあった。一方で、高島屋が責任を持ってリサイクルするならばぜひ協力したいとの意見もあった。社会貢献の観点からも当社の事業として続けなければならないと判断した」

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