ネーミング、価格、味…業界の常識壊し成長する「男前豆腐店」 中途半端ではなく“とんがる” (4/5ページ)

2017.1.5 05:00

ヒットの秘訣を語る伊藤信吾社長
ヒットの秘訣を語る伊藤信吾社長【拡大】

  • 男前豆腐店の本社前では“男前”が出迎えてくれる=2016年12月14日、京都府南丹市
  • 男前豆腐店本社で販売されている「ジョニ高ジャージ」(左)。同社グッズの中でも人気が高い=京都府南丹市

 --京都に本社を置いている理由は

 「水が軟水で、豆腐づくりに向いているためだ」

 --淘汰(とうた)が激しい中、業界で生き残る秘策は

 「マーケティングの面で、自分たちの立ち位置を見ておかないといけない。当社は国産大豆にこだわり、大量生産する。中途半端はいけなくて、ある意味“とんがる”ことだろう」

 --個性が大事ということか

 「音楽の世界で売れ続ける人たちは、めちゃくちゃヒントになる。結局は良い曲を書かないと駄目で、豆腐なら良い商品を作らないといけない」

 --社長は「ジョニー」というように、社員全員にミドルネームが付いている。理由は

 「バンドのメンバーのように(笑)。お互い『チャールズ』『ゴンちゃん』と呼び合える雰囲気づくりが一番大切。空気が悪いと絶対、事故を起こす」

 --仕事の醍醐味(だいごみ)は

 「新商品を出したとき、面白がってくれたり、うまいといってもらえたりするところだ」

                   ◇

【プロフィル】伊藤信吾

 いとう・しんご 明治大経営卒。父が経営していた茨城県の豆腐製造会社の勤務などを経て、2005年に男前豆腐店を創業し、現職。48歳。千葉県出身。

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