任天堂、最終益2.5倍 「マリオラン」のヒット寄与

2017.2.1 06:12

記者会見する任天堂の君島達己社長=31日、大阪市
記者会見する任天堂の君島達己社長=31日、大阪市【拡大】

 ■「マリオラン」も寄与

 任天堂が31日発表した2016年4~12月期連結決算は、最終利益が前年同期の約2.5倍の1029億円だった。関連会社などが手掛けたスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」や、昨年12月に配信開始したスマホゲーム「スーパーマリオラン」のヒットが寄与した。中間期に計上した米大リーグ、マリナーズの運営会社の売却益も増益要因となった。

 17年3月期連結決算の最終利益予想も、足元の円安基調で海外収益が円換算で増えると見込み、従来の500億円から900億円に引き上げた。

 一方、16年4~12月期の売上高は、据え置き型ゲーム機「Wii U(ウィー・ユー)」の販売不振などで26.9%減の3111億円だった。本業のもうけを示す営業利益も38.1%減の263億円にとどまった。

 大阪市で記者会見した君島達己社長は、3月発売の新型機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」に関し、「生産をできるだけ増加できるよう準備したい」と述べた。16年度中に200万台の出荷を見込むが、さらなる上積みに期待を示した。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。