セブン&アイ・ホールディングスのグループ22社の入社式で新入社員を代表し、誓いの言葉を述べるイトーヨーカ堂の杉田望美さん=16日午前、東京都内のホテル【拡大】
流通大手のセブン&アイ・ホールディングス(HD)は16日、一足早い入社式を都内で開いた。セブン-イレブン・ジャパンやそごう・西武などグループ22社の新入社員1215人が参加し、社会人としてスタートを切った。
セブン&アイHDの井阪隆一社長はあいさつで「変化の激しい時代、過去の常識が通用しない今こそ、みなさんの柔軟な発想が必要になる」と語った。また、新入社員を代表し、イトーヨーカ堂に入社した杉田望美さん(22)が「主体的に行動し、創意工夫してチャレンジしていく」と決意を表明した。
セブン&アイHDは「いち早く接客の現場に慣れてもらう」(幹部)ため、毎年3月中旬にグループの入社式を開いている。
今年の新入社員は、昨年より54人少なかった。来年の採用数は、今年並みを予定している。