【ビジネスのつぼ】エステー「アロマサプリ」 香りの力で心と体リフレッシュ (1/4ページ)

2017.3.27 05:00

アロマサプリ開発の経緯について話すエステーの角田武史さん(中央)
アロマサプリ開発の経緯について話すエステーの角田武史さん(中央)【拡大】

  • マンダリンやゼラニウム、プチグレンなどをブレンドした「アロマサプリヒーリングリセット」
  • グレープフルーツやベルガモット、コリアンダーなどをブレンドした「アロマサプリリラックス」
  • クリップタイプの専用ディフューザーは、内ポケットやネックレスに挟んで使用する
  • 昨年に公演された赤毛のアンの一場面

 ストレス社会の癒やし効果として、植物から抽出されたアロマオイル(精油)が注目される中、エステーは27日、天然の精油のみをブレンドしたヘルスケア製品「アロマサプリ」をインターネット通販で発売する。リラックスやヒーリングリセット、リフレッシュなど6つの効果がある香りの力で、暮らしの“空気”を変えたいと意気込む。

 精油7~8種を配合

 消臭芳香剤や防虫剤、除湿剤など、香りにかかわる日用生活雑貨メーカーとして知られるエステーが、ヘルスケア事業への新規参入を決めたのは2015年春。ビジネス開発第1事業部の角田武史事業部長は「当社が強みを持つ『香り』を半歩進んだ形で、ヘルスケアをビジネスにしたかった」と動機を語る。

 アロマサプリ「アロマセラピスト・シリーズ」の「深みと広がり」のある香りの秘密は、7~8種類の精油の配合にある。アロマセラピストの和田文緒さんの協力を得て、世界各国から精油を厳選しブレンドした。

 角田さんと和田さんは「疲れ切っていて自分のスイッチをオフにしたい」「疲れている状態からリフレッシュしたい」など、日常生活でストレスを抱えている人の体調や心理状態に合わせ、精油の配合を考えた。角田さんは「リラックス効果の高いといわれる精油は『重たい香り』のものが多く、空気中で拡散しにくい。どうやって香り全体のイメージを崩さずに、お客さまの鼻先に届けるかに苦労した」と話す。このため、市販のブレンド精油の配合は3~4種類が一般的だが、アロマサプリは7~8種類を配合することにした。

作業中に嗅覚が麻痺…開発の苦労

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