みずほ銀行は8日、東京都町田市にある玉川学園前支店長に、4月1日の就任当時34歳の行員を登用したと明らかにした。みずほ銀史上、最年少の支店長で、年齢や入行年次にとらわれない実力重視の人事運営改革を進めているという。
玉川学園前支店長を務めているのは水江悟氏。金融業界を経て平成20年、みずほ銀に中途入行した。首都圏の支店などで主に個人営業を担い、支店長公募制度に応募した。直前は課長級である調査役だった。
みずほ銀は昨年も、北海道釧路市の釧路支店で当時35歳の行員を支店長に起用。40代以上が多い支店長ポストへの若手の抜てきを続けている。