--ユーザー以外の関係者に対する啓発も必要だ
「難聴は、認知症の危険因子の一つとされており業界団体や販売店と協力し啓蒙(けいもう)を進めていきたい。聴覚関連のエキスパートや耳鼻科医を招き、補聴器販売に携わる人向けにセミナーを開催するなど、知識の向上と技術習得を目的に最先端の知見を定期的に情報共有している。ウェブやイベントを通じて製品や難聴に関する正しい知識を広め、認知度の向上を加速する考えだ」
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【プロフィル】芳賀圭子
はが・けいこ 東京女子大文理卒。1987年、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル入社。ジョンソン・エンド・ジョンソン、エドワーズライフサイエンスを経て2017年1月から現職。岩手県出身。