--海外からも関心を集めている
「水資源の乏しい中東諸国での関心が高い。現地で工場立地の可能性を進めているサウジアラビアは紙の輸入依存度が高い。多賀城の工場をモデル工場と位置づけ、中東やアフリカなど水資源の不足している地域など世界各地へ技術輸出を進める。日本のイノベーション技術で世界に雇用と産業を創出し、同時に世界の水資源、石油資源の問題に貢献したい」(松村信仁)
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【プロフィル】山崎敦義
やまさき・のぶよし 大阪府岸和田市立久米田中学校卒。大工を経て、2003年に中古車販売店を起業。複数の事業を立ち上げた後、11年8月にTBMを設立し、社長に就く。43歳。大阪府出身。