【現場の風】アクサ生命保険 契約者に寄り添う新しい医療保険 (1/2ページ)

アクサ生命保険の小林幹夫さん
アクサ生命保険の小林幹夫さん【拡大】

 □アクサ生命保険 メディカル&プロテクション企画課長・小林幹夫さん(44)

 --アクサ生命保険、アクサ損害保険、アクサダイレクト生命保険の3社が統一したブランド戦略を始めた

 「アクサグループでは、2020年に向けて『ペイヤー(払う立場)からパートナー(寄り添う立場)へ』というビジョンを掲げている。3社がともに契約者の生涯に寄り添うため、ブランド戦略を刷新した」

 --最近の医療保険に対するニーズは

 「医療技術の進展で、日本の平均在院日数は1990年代の44.9日から2014年には31.9日まで短くなった。代わりに検査や画像診断、放射線治療も1日で終わるケースが増え、通院治療の重要性が高まっている。一方、入院1日当たりの平均医療費は01年の2万4100円から15年には3万5000円と高額になり、入院一時金の重要性も高まっている」

 --9月19日発売の医療保険「スマート・ケア」の特長は

 「時代の変化に合わせ、業界で初めて主契約に通院治療保障を入れた。入院前後だけでなく、手術後120日以内まで、1日1万円の給付金を受け取れる。入院した場合も入院一時金10万円を受け取れる。入院生活の長期化が心配な場合は特約で保障を手厚くすることもできる。スマートフォンのアプリで医師や薬剤師に直接相談できるサービスを始めるなど、付帯サービスも拡充させる」

新商品の位置付けは