アニメから舞台、ライブ、ゲーム、動物園とのコラボなどへ広がる「けものフレンズ」の人気 (1/4ページ)

ゲームの新作「けものフレンズPAVILION」も作られている
ゲームの新作「けものフレンズPAVILION」も作られている【拡大】

  • 7月から9月まで東武動物公園で開催された「けものフレンズ」とのコラボには光るパネルが登場した
  • 「けものフレンズLIVE」の様子。前列がどうぶつビスケッツ、後列がPPP(オフィシャル提供)

 「けものフレンズ」人気の勢いが止まらない。動物を擬人化したキャラクターが登場する作品で、スマートフォン向けゲームアプリから始まり、今年1月から3月まで放送されたテレビアニメーションが大ヒット。9月16日に開かれた、出演声優らが登場したライブは大盛況のうちに終わり、モチーフとなった動物たちを飼育する動物園とのコラボレーションも拡大している。年末から来年にかけて新作CDのリリースや舞台の再演など話題も目白押し。メディアを超えた展開に、息の長い人気コンテンツとなりそうな雰囲気が見えている。

 9月16日に東京都江東区の豊洲ピットで開催された「けものフレンズLIVE」。テレビアニメで主人公のサーバルを演じた尾崎由香さんや、かばん役の内田彩さんら出演声優が勢ぞろいして、主題歌「ようこそジャパリパークへ」などを熱唱した。

 尾崎さんやアライグマ役の小野早稀さん、フェネック役の本宮佳奈さんで作るユニットのどうぶつビスケッツと、ペンギン役の5人で作るPPP(ペパプ)は、8月末にさいたまスーパーアリーナで開かれたアニメソングのフェスティバルに出演し、テレビの音楽番組にも登場して活躍している。「けものフレンズLIVE」では、ここにサーバルと並ぶメインキャラクターのかばんを演じた内田さんも加わったため、今まで以上の盛り上がりを見せた。

アニメのかばんと同じコスチュームで登場