マルハンとダイナムの合同意見交換会「パチンコ業界の『未来の働き方』を考える」の様子【拡大】
マルハン(京都市上京区)とダイナム(東京都荒川区)は21日、東京都荒川区日暮里のダイナム本部で両社合同の意見交換会「パチンコ業界の『未来の働き方』を考える」を開催した。
この合同企画は、企業で働く一人一人が、スムーズに働くことができる環境・仕組み・きっかけを生み出し、企業の組織力を高めていくダイバーシティの取り組み。遊技業界における「女性の活躍推進」と「働き方改革」など両社共通の経営テーマについて情報交換を行い、業界が抱える課題や働き方、業界の今後や未来について話し合うことを目的に開催された。
初の試みとなった今回、まず第1部として両社の取り組み状況を共有すべく、幹部・担当者による座談会を実施。両社が現在取り組んでいる働き方改革に資す数々の制度やプログラムを互いに紹介しつつ、疑問点を率直に質問するスタイルで情報交換が行われた。
「女性の採用・定着」という面では、女性採用強化と女性定着強化、そして教育。「働き方改革推進」では、店舗・労働時間。「ダイバーシティに関わる取り組み、制度」では、トライアル店舗、セミナー・研修、両立支援制度(育児フォロー)、復職フォロー、再雇用制度。加えて、その他(表彰、自治体参画など)の面で、両社で実施している具体的取り組みや課題などを話し合い、共有した。また第2部では、両社女性従業員でグループディスカッションを展開。総勢15人が参加するなか、第1部で話し合われた両社の取り組みに加え、現場独自の取り組みや試行について情報交換を図り、その上でより良い働き方改革を推進するための具体策などについて検討し、その内容を発表した。