厳しい業況を背景に、じくじたる思いのもと8年間の活動にピリオドが打たれた【拡大】
愛知県下のパチンコ景品商社が中心となり構成するPSM協力会(会長・今枝芳樹氏)は14日、名古屋市中区のメニコンANNEXで「あいちパチンコセーフティマイタウン」支援金贈呈式を開催した。
同協力会は、加入する商社が拠出する会費などを基金として積み立て、その基金をもとに安全・安心なまちづくりのために日夜努力している団体や個人を支援することを目的に事業を展開。活動は2010年からスタートし、今年で8回目を迎える。
あいさつで今枝会長は、「限られた予算の中でできるだけ支援していきたいという思いのもと活動を行ってきた」としつつ、「厳しい業界情勢下で基金を拠出することが難しくなり、今回をもって支援金事業を中止することとなった」と報告。関係各位に深く謝意を表すとともに、受贈先団体には、有効に基金を役立てていただきたいとエールを送った。
今回は40件の応募があり、その中から22団体に計670万円の寄贈を決定。
8年間の累計応募数は363件、受贈団体数は200団体で総額7248万円を寄贈した。