新橋にできた“激セマ”ワイン店の狙い 急拡大するシェア事業、次はなにを共有? (2/2ページ)

「WINELIST」外観
「WINELIST」外観【拡大】

  • エスクリの渋谷守浩社長
  • ワインコンサルタントの本輝咲さん。手に持つのは「WINELIST」の加盟店ステッカー

 近隣の飲食店への販売・配達のほかに、加盟店とは、WINE LISTでワインを購入した客が、お店にお酒を持ち込めるよう連携する。渋谷社長は「個人経営店や小規模店舗は、保管スペースがない、適正な保存方法が分からない、知識のあるソムリエがいないなどの理由から、ワインの提供に消極的なお店が少なくない。そういったお店の“ワインセラー代わり”となれば」と開業の狙いを話す。

 今期中には、大阪・北新地に二号店をオープンさせる予定だ。「飲食店からは『こういう店が欲しかった』と反響をいただいている。1坪クラスの土地があればどんどん出店したい。近いうちに全国100店舗、2~3年で10億円の売上を目指す」(渋谷社長)。(SankeiBiz編集部 久住梨子)