気分は戦闘機パイロット フロントガラスにカーナビ情報表示 (1/2ページ)

フロントガラスに地図情報を表示する「Navdy(ナブディ)」(ブルームバーグ)
フロントガラスに地図情報を表示する「Navdy(ナブディ)」(ブルームバーグ)【拡大】

 日産自動車の「アルティマ」を借りて、米オハイオ州からフロリダ州フォートローダーデールまで旅した。

 レンタカー会社は提供してくれないが、フロントガラスに地図情報を表示するカーナビ「Navdy(ナブディ)」を利用してみた。戦闘機に最初に採用された「ヘッドアップディスプレー(HUD)」技術を使い市場では499ドル(約5万6000円)で買えるこの製品で、映画「トップガン」気分が味わえる。

 レンタカーにしろ自家用車にしろ、車内のカップホルダーにスマートフォンを取り付け、「グーグルマップ」を起動させるのが私のいつものやり方だ。必要に応じてスマホに目をやるが、そのたびに道路から目を離すことになる。HUDならそんな必要もなくなる。

 ナブディは、幅が約6インチ(約15.2センチ)、高さ2インチのレンズに情報を投影する。ブルートゥースとアプリでつなぐスマホと車内の「OBD2」ポートから情報を得る。自動車の自己診断機能「OBD」経由で、ナブディは運転速度やエンジン温度、燃費といったパフォーマンスデータを集める。OBD2ポートはナブディの電源にもなる。

 取り付けは15分ほどだが、ディスプレーに慣れるにはもう少し時間がかかる。ナブディは単に運転を手助けしてくれるだけでなく、メディア・コミュニケーションツールにもなる。設定次第で電子メールやテキストメッセージがポップアップするほか、手を動かすだけで内容を読み上げさせたり無視したりすることができる。相手側に電話を求めるメッセージのカスタマイズも可能だ。

しばらくすると道路標識や信号と同様に視界の一部となった