スタバ、中国市場に賭け 上海に世界最大の高級店舗 販売てこ入れ (2/3ページ)

スターバックスが上海にオープンした同社最大の高級店舗(同社提供)
スターバックスが上海にオープンした同社最大の高級店舗(同社提供)【拡大】

 スターバックスは中国への投資も強化している。7月には地場の合弁パートナーが所有していた50%の株式を13億ドル(約1461億円)で買い取り、上海や江蘇省などにある約1300店舗を手に入れた。中国での出店ペースは15時間に1店舗。本土内の店舗数は現在3000で、21年には5000まで増やす計画だ。

 スターバックスは中国人の高級志向がコーヒーにも広がると期待する。同社の通常店舗でも、カフェラテの値段は上海にあるほとんどのカフェよりも高い。だが、富裕層が拡大中の中国では、自動車からヨーグルトといった幅広い商品で高級品への需要が伸びつつある。

 英調査会社OC&Cストラテジー・コンサルタントのパートナー、ジャック・チュアン氏は「特に若い世代で、珍しさや品質を求める動きが広がっている。コーヒーに関しても、高級品を求めて来店する顧客層が一定数存在する」とみている。

 またシュルツ会長は記者会見で、中国電子商取引最大手アリババグループとの提携を広げる可能性も示唆し、「(アリババ会長の)馬雲(ジャック・マー)氏とはさまざまな事柄で協議しており、われわれの間には友情と共通の価値観がある。ともにできることもあるだろう」と明かした。中国のスターバックスでは9月から、アリババのモバイル金融サービス「支付宝(アリペイ)」での支払いを受け付けている。

モバイル注文計画も