トヨタ、車載用電池でパナソニックと提携 電動車、30年に50%目標

車載用電池事業での協業を発表し、記者会見に臨むトヨタ自動車の豊田章男社長(左)とパナソニックの津賀一宏社長=13日午後、東京都港区
車載用電池事業での協業を発表し、記者会見に臨むトヨタ自動車の豊田章男社長(左)とパナソニックの津賀一宏社長=13日午後、東京都港区【拡大】

 トヨタ自動車とパナソニックは13日、電気自動車(EV)などに使う車載用電池事業で提携の可能性を検討することで合意したと発表した。具体的な協業内容は今後詰める。両社は「業界ナンバーワンの車載電池を実現する」とコメント。トヨタだけでなく、広く自動車メーカーの電動車の普及に貢献するとした。

 トヨタの豊田章男社長は東京都内で開いた記者会見で「車載用電池の性能の進化や価格、安定供給が喫緊の課題だ」と述べた。

 一方、パナソニックの津賀一宏社長は「電池は持続可能な社会の鍵を握る重要事業だ。両社で、スピード感を持って検討を進める」と指摘した。

 トヨタは資本提携したマツダやグループの部品大手デンソーと、EVの基盤技術を開発する新会社を9月に設立した。開発の効率化や生産コスト削減のため、電機メーカーも巻き込んで「日本連合」を形成。欧米や中国などの海外メーカーに対抗する。

 パナソニックは米EVメーカーのテスラ・モーターズと共同で運営する米西部ネバダ州の電池工場で、テスラ車向けのリチウムイオン電池を生産しており世界でもトップレベルの技術がある。