損保ジャパン、海外旅行保険を拡充

 ■業界初 LINEで手話対応・AIスピーカー利用

 海外旅行が増える年末年始を前に、損害保険ジャパン日本興亜はネット専用の海外旅行保険のサービスを拡充する。23日から無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使って手話で保険の相談ができるようにするほか、アマゾンの人工知能(AI)スピーカー「アマゾンエコー」でも見積もりができるようにした。海外旅行保険で同様のサービスを提供するのはいずれも業界初の試みという。

 聴覚障害者は約1000人に6人の割合でいるとされており、同社は年間約4000人の利用を見込んでいる。具体的には、海外で事故やトラブルが発生した際、ラインの「ビデオ通話」を使って同社に連絡すると、手話の通訳者につながり、手話による相談が可能となる。同サービスは午前8時から午後9時まで、年中無休で行う。

 AIスピーカーを使ったサービスは、11月のアマゾンエコーの発売開始と同時に始めているといい、保険料の見積もりのほか、旅行先の情報などを聞くことができる。

 今シーズンの年末年始は、1月4、5日を休みにして10連休以上の長期休暇にする企業も多いことから、JTBは海外旅行者数が約70万4000人と、過去最高になる見通しを発表している。