スバル、国交省に報告書提出 無資格検査の原因と対策を示す

スバルの吉永泰之社長(寺河内美奈撮影)
スバルの吉永泰之社長(寺河内美奈撮影)【拡大】

  • 決算発表の記者会見に臨むスバルの吉永泰之社長=6日午後、東京都港区
  • 決算発表の記者会見で頭を下げるスバルの吉永泰之社長=6日午後、東京都港区
  • スバルが中間決算を発表し、2018年3月期の連結業績予想を下方修正したと説明した。会見する吉永泰之社長(右端)=6日午後、東京都港区(寺河内美奈撮影)

 SUBARU(スバル)は19日、国の規定に反して新車の無資格検査をしていた原因や再発防止策を盛り込んだ報告書を国土交通省に提出した。吉永泰之社長が国交省を訪れ、奥田哲也自動車局長と面会し「多大なご迷惑とご心配をお掛けした。心よりおわび申し上げる」と謝罪した。

 奥田局長は「自動車の安全性に対するユーザーの信頼を損なうもので極めて遺憾だ。猛省し再発防止に迅速に努めていただきたい」と要請した。

 吉永氏は東京都内の本社で記者会見し、無資格検査が始まった時期や経緯、対策を説明する。

 石井啓一国交相は19日午前の閣議後の記者会見で、スバルからの報告内容を踏まえて「厳正に対処したい」と述べた。

 スバルは国の規定に反し、群馬県の2工場で資格を持たない従業員が出荷前の最終検査に携わっていた。日産自動車の無資格検査問題を受けた社内調査で判明。約39万5千台のリコール(無料の回収・修理)を国交省に届け出ている。