今年4月に任期が終わる日銀の黒田東彦総裁の去就については、「再任されるべきだ」が14%、「別の人物に替わるべきだ」が1%だったが、85%は「何ともいえない」とした。「再任されるか否かにかかわらず、政策の継続性の担保が重要」(銀行)、「再任された上で、出口戦略の道筋を付けてから退いたほうが良い」(商社)との声が出た。
安倍首相は、今年の春闘での3%の賃上げを経済界に要請した。これにどう対応するかをめぐっては、「応えうる」「一部応えうる」が計20%だったのに対し、「やや困難」「困難」が計9%だった。現時点では未定などとして、「何ともいえない」が71%を占めた。