心拍異常を通知、記録促す アップルウオッチで個別予測・分析 (2/2ページ)

昨年9月、新型「アップルウオッチ」を発表する米アップルのクックCEO(ブルームバーグ)
昨年9月、新型「アップルウオッチ」を発表する米アップルのクックCEO(ブルームバーグ)【拡大】

 米スクリップス・トランスレーショナル科学研究所のディレクターで、分子医学教授でもあるエリック・トポル氏は「このデバイスは正常範囲から外れるものがあれば装着者に知らせることができるよう、継続的にその心拍を監視している。これは大きな違いだ」と述べた。

 心拍をモニタリングすることで、心房細動などの電気的異常を検知することができる可能性がある。致命的な血栓の形成や脳卒中につながりかねない不整脈の一種である心房細動は、40歳以上の約4分の1が発症する。だが、科学技術のコストは低くない。米食品医薬品局(FDA)の認可を受けた初のアップルウオッチ用医療アクセサリーであるカーディアバンドは199ドル(約2万1900円)で、ユーザーはアライブコーの提供する年間99ドルのプレミアムサービスにも加入する必要がある。

 アップルは昨年11月末、不規則な心拍リズムを読み取るアップルウオッチ向けアプリ「アップル・ハート・スタディ」を独自に立ち上げることも発表している。(ブルームバーグ Michelle Cortez)