ホンダ、オープンイノベーション日本拠点を開設 各国ベンチャーと関係強化

ホンダR&Dイノベーションズの杉本直樹CEO(左)と、連携するベンチャー、ドライブモードの古賀洋吉CEO=9日、東京都港区
ホンダR&Dイノベーションズの杉本直樹CEO(左)と、連携するベンチャー、ドライブモードの古賀洋吉CEO=9日、東京都港区【拡大】

 ホンダは9日、外部のベンチャー企業との連携で革新的な製品やビジネスの実現につなげる「オープンイノベーション」の日本拠点を開設した。既に米シリコンバレーやイスラエルなどで展開しており、日本が7カ所目になる。中国にも設置する予定で、各国のベンチャーとのつながりを強化する。

 関連会社のホンダR&Dイノベーションズ(シリコンバレー)を通して、ベンチャー企業に資金援助や協業の機会を提供するプログラム「ホンダ・エクセラレーター」を推進。東京・赤坂に開設した新拠点では、優れた技術や製品を持つ日本のベンチャー企業に対する窓口となり、協業を進める。

 ホンダR&Dイノベーションズの杉本直樹最高経営責任者(CEO)は9日に都内で開いた説明会で国内の活動に関し、「数社と既に話をしており、協業に発展させたい。日本のベンチャー企業に期待している」と強調。また、「オープンイノベーションは安易に技術を調達する手法ではなく、協業を通じて学び、自らが変わっていくことを目指している」と述べた。

 これまでの連携の事例には、スマートフォンを車に接続し、声で操作できるアプリを提供するドライブモード(米国)▽3Dディスプレー技術のレイア(同)▽人ののどの動きなどから音声を認識するボーカルズーム(イスラエル)などがある。