【家電Watch】カシオ「G-SHOCK」にGPSナビ

「GPR-B1000」
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 ■目的方向をリアルタイム表示

 カシオ計算機は、GPS(衛星利用測位システム)ナビゲーション機能を搭載したG-SHOCK RANGEMAN(レンジマン)「GPR-B1000」を3月9日に発売する。メーカー希望価格は10万円(税抜き)。方位・気圧と高度・温度を計測するトリプルセンサーに加えてGPSナビゲーション機能を搭載した。高い耐衝撃性や防塵(ぼうじん)・防泥性も備えている。

 GPSによる位置情報を得ることで、目的地までのルート上の現在地や、目的地の方向をリアルタイムで表示できる。実際に通過したルートやポイントの、緯度・経度、高度や温度などの情報を記録できる。

 専用のスマートフォンアプリ「G-SHOCK Connected」と連携することで、GPSナビゲーション機能の出発地と目的地、ルートの設定を行う。同アプリでは、2Dまたは3Dマップでの表示が可能。そのほか、ワールドタイムの都市設定や、アラームやタイマーなどの設定も簡単に行える。

 本機はワイヤレスとソーラーの2つの充電方式を採用。ワイヤレス充電ができない屋外環境では、GPS機能が使用できないバッテリーレベルになっても、ソーラー充電により一定時間再駆動できる。重さは約142グラム。20気圧防水。GPSを使用した場合の連続駆動時間は約20~33時間。GPSを使用しない場合は、パワーセービング状態で29カ月。ベルトはブラックとカーキの2色から選べる。(インプレスウオッチ)