三菱地所、丸ノ内ホテルにTOB実施

 三菱地所は20日、持ち分法適用会社でホテル経営の「丸ノ内ホテル」(東京)に対し、連結子会社化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。現在は株式の31.38%を所有している。ホテルが立地する丸の内の認知度向上などの取り組みを一段と強化できると判断した。

 買い付け期間は21日から4月18日で、価格は1株760円。応募しないと合意済みの株主以外が全て応募した場合、買い付けには約19億円がかかり、所有比率は99.65%になる。丸ノ内ホテルは非上場。