ソフトバンク通信障害、67万人影響 総務省、報告受け「重大事故」と判断

都内にあるソフトバンクショップ(ブルームバーグ)
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 ソフトバンクは22日、19日に発生した通信障害の影響人数が約67万人に達したと発表した。今回の障害について、総務省は21日に同社からの報告を受けて「重大事故」と判断、3月20日までに再発防止策などを盛り込んだ事故報告書の提出を求めており、報告書の内容などを基に口頭注意も含めた行政処分を検討する。

 ソフトバンクや総務省によると、19日の通信障害は、固定電話の中継区間の設備増強工事を行ったところ、他の通信事業者の回線に中継する交換機に不具合が発生。同日午前9時半から午後6時44分までの9時間余りにわたって全国で通話に影響が出た。

 ソフトバンクの固定電話サービス「おとくライン」と携帯電話から市外局番「03」につながりにくかったほか、携帯からソフトバンクの固定電話契約者で「03」の利用者にかかりにくくなった。また、固定から都内のソフトバンクの携帯にもかかりにくくなった。ただ、携帯間の通話や110番などの緊急通報には影響がなかったという。

 すでに、ソフトバンクは同社回線と外部の固定回線をつなぐ交換機に負荷がかかっても不具合が発生しないように、機器の対策を講じている。