アップル、コバルト鉱山丸抱え 電池需要急増で自動車業界も食指 (3/3ページ)

コンゴ南東部コルウェジにある銅・コバルト鉱山の冶金プラント(ブルームバーグ)
コンゴ南東部コルウェジにある銅・コバルト鉱山の冶金プラント(ブルームバーグ)【拡大】

 関係者によると、VWは昨年11月、コバルトの長期的な確保に向けて生産および取引業者をドイツの本社に招いて協議した。トヨタ自動車グループの豊田通商は先月、豪リチウム資源開発会社への出資を発表した。

 ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスのアナリスト、ローガン・ゴールディスコット氏は「大量の電池を長期的に確保する必要性から、自動車各社はサプライチェーン(部品の調達・供給網)の強化だけでなく、資源生産への投資にも動かざるを得なくなるだろう。特にEV開発への投資が活発になる20年代前半から半ばにかけての確保が焦点となる」と分析している。(ブルームバーグ Jack Farchy、David Welch)