串刺し機、職人の作業レベル再現 コジマ技研工業、国内シェア9割超 (2/2ページ)

小規模店舗向けの小型の串刺し機。職人のような仕上がりにできる=相模原市中央区
小規模店舗向けの小型の串刺し機。職人のような仕上がりにできる=相模原市中央区【拡大】

 焼き鳥用だけでなく、串カツ、おでん、フランクフルト、団子など、串に刺すのであればどんな食材にも適応できるよう、現在までに1500種類以上のトレーを設計、製作している。

 30カ国以上に輸出

 もともと20社以上が串刺し機を販売していたが手作業と比べて精度が低く、食品加工現場には普及しなかった。しかし、コジマ技研が新規参入すると職人のような作業レベルを実現したことが高く評価されて急速に導入が進み、先行メーカーの撤退、廃業が相次いで、ほぼ業界内でオンリーワン企業としての地位を確立した。

 いまでは、海外でも圧倒的なシェアを獲得し、東南アジア、欧州、北米、南米など世界30カ国以上に輸出している。

 小嶋道弘社長は、「串刺し機の国内での普及率は1割ほどにすぎないのではないか。今後も顧客の声を反映させた新製品で普及率を上げるとともに、海外進出も加速したい」と事業拡大を目指している。

【会社概要】コジマ技研工業

 ▽本社=相模原市中央区中央5-3-14

 ▽創業=1981年5月

 ▽資本金=1300万円

 ▽従業員=14人

 ▽売上高=2億7300万円

 ▽事業内容=食品用串刺し機械の開発・製造・販売