味の素、休日2日増で労使が妥結

 味の素は13日、今春闘の労使協議で、全社員約4000人を対象に2019年度から年間の休日を2日間増やし、124日以上とすることで妥結したと明らかにした。働き方改革の一環。

 休日の拡大により、年間の労働時間は14時間半短縮され、賃金換算では約2900円のベースアップ(ベア)に相当する。広報担当者は「プライベートの時間を増やすことで、生産性の向上や個人のスキルアップにつなげたい」と話した。