UCC、最新の成分分析機器を導入 本社敷地内に研究開発施設


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 UCC上島珈琲(神戸市)は2日、本社の敷地内に新設したコーヒーの研究開発施設「UCCイノベーションセンター」を稼働し、報道関係者に公開した。

 コーヒーの成分などを分析する最新機器を導入し、新製品の開発に活用する。本社と研究施設を隣接させることで、人材面などで連携の強化も図る。

 施設の延べ床面積は約1500平方メートルで、投資額は約10億円。大阪府高槻市に置いていた研究開発機能を移転した。

 施設の目玉となる最新の成分分析機器は、コーヒーに含まれるポリフェノールなどの機能性成分を高精度で分析できる。外食のメニューに合う製品を提案できるよう、コーヒーの酸味や苦味を数値化する機器も備える。担当者は「遅くとも3年以内には、研究成果を製品へアウトプットしていきたい」と話した。

 UCCの上島達司会長は「コーヒー(産業)の日本の中心になることを目指し、神戸の活性化の一助になればいい」と話した。