経営

「ラルク」ゆかりのライブハウス運営会社破産、音楽市場の縮小で業績悪化

 大阪の繁華街・ミナミでライブハウス「難波ROCKETS」(平成28年2月閉店)を運営していた「ミュージックスタッフ」(大阪市北区)が大阪地裁から破産開始決定を受けたことが16日、分かった。決定は5日付。東京商工リサーチによると、負債総額は約2億3千万円。

 昭和47年に創業し、平成2年には人気ロックバンド「ラルク・アン・シエル」が初期に活動の拠点としていたことで知られる「難波ROCKETS」をオープンした。売上高はピークの9年4月期に3億3千万円に上ったが、その後は国内の音楽ビジネス市場の縮小などから業績が悪化し、28年4月期は約1億4千万円にまで減少していた。

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