ローソン、環境配慮型店舗を拡大 業界初、断熱性高い国産杉を活用 (1/2ページ)

国産杉の建材を利用したローソンの館林木戸町店
国産杉の建材を利用したローソンの館林木戸町店【拡大】

 コンビニエンスストア大手のローソンが、建材に断熱性が高い国産の杉材を用いるなど、環境に配慮した新しいタイプの店舗の開設を進めている。省エネと二酸化炭素(CO2)排出量削減のレベルをさらに高めた「自然に優しいコンビニ」の実現が目標だ。

 国産杉を活用したのは館林木戸町店(群馬県館林市)で、今年1月にオープン。国産杉を加工した建材「直交集成板(CLT)」を利用した。

 ローソンによると、国産杉のCLTで建てたコンビニは同店舗が業界初。太陽光発電パネルと組み合わせ、消費電力を通常店舗の4割程度に抑えられるという。店内は木の香りに包まれ、木目調の外観も美しい。

 CLTは、厚みのある木板を木目が直交するように複数層重ねた構造で、強度の高さに加えて、断熱性に優れている点が特長。国は2020年度までにCLTを普及させるロードマップを策定し、建築物の省エネ・CO2排出量削減につなげる目標を示している。

 ローソンはこれまで、「環境対策モデル店舗」を広島県呉市や東京都小平市などにオープンしてきた。新建材やLED照明、太陽光発電、外断熱、雨水活用、光ファイバーといったさまざまな省エネ対策を、全国の店舗に導入する前段階として試験的に取り入れている。本採用した省エネ対策の導入店舗数は、LED照明が約1万3000店、太陽光パネル稼働が約1900店(いずれも今年3月時点)に上る。

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