ネスレがスタバ商品販売へ 71億5000万ドルで権利取得 (1/2ページ)

ネスレのロゴ。ネスレはスターバックスとの提携で激化する高級コーヒー市場で競争力を高める(AP)
ネスレのロゴ。ネスレはスターバックスとの提携で激化する高級コーヒー市場で競争力を高める(AP)【拡大】

 スイスの食品大手、ネスレは7日、米大手コーヒーチェーン、スターバックスと提携し、同社商品を世界的に販売することで合意したと発表した。ネスレにとって、コーヒー市場における主要な競合企業との初の提携となる。

 ネスレの発表によると、スターバックスのコーヒー製品販売の権利取得のために、現金71億5000万ドル(約7800億円)を支払う。

 ネスレは今回の提携が2019年以降、1株利益(EPS)や自立的成長目標にプラスに寄与すると見込んでいる。

 スターバックスは、ネスレから得た現金収入で自社株買いのペースを加速させ、自社株買いと配当支払いを通じて20年度末までに約200億ドルを株主に還元する予定。また、ネスレはカプセル式コーヒーマシンの「ネスプレッソ」と「ドルチェグスト」にスターバックスのブランドを活用する考えという。

 ネスレは今回の提携により、競争が激化している高級コーヒー市場のシェア獲得に向けて注力する姿勢を明確にした。欧州の富豪ライマン家の投資会社JABホールディングは近年、300億ドル超を投じて、キューリグ・グリーン・マウンテンなどの米コーヒー大手を次々と傘下に収め、首位のネスレを猛追している。

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