みずほFG 「創造的思考力」重視し採用 19年度新卒から (1/2ページ)

みずほFG本社がある大手町タワー(ブルームバーグ)
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 みずほフィナンシャルグループ(FG)が2019年度春入社予定の新卒採用から、「創造的思考力」が優れた学生を重点的に採用する方針を固めたことが7日、分かった。預金を集めて貸出や運用に回して利ざやを稼ぐ伝統的なビジネスモデルからの脱却が課題となる中、新卒採用戦略でも“脱・銀行”を実践する。柔軟な発想力をITを活用した金融サービス「フィンテック」に生かし、手数料収入の拡大につなげる。

 エントリーシートの提出と同時に受けてもらう性格診断テストで、創造的思考力の高さを判別し、協調性やリーダーシップなどを重視してきた従来の判断基準とは異なる目線で面接を実施する。具体的な採用の比率などは今月中旬のエントリーシート受付終了後に全体の申し込み状況を見て決める。

 過去の内定者の性格診断テストの結果を分析すると、(1)チームワークが得意(2)問題解決力に優れている(3)統率力がある-という“優等生タイプ”の人材を多く採用してきたことが判明した。一方で、創造的思考力の高い人が採用されるケースは少なかった。

 フィンテックの推進に向け、メガバンクはITの素養が高い人材の獲得を競っている。

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