電機大手6社いずれも増益 今期は半導体、通信関連不振で明暗 (2/2ページ)


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 富士通は富士電機株の売却などで過去最高の最終利益を確保した。しかし今期はその反動に加え、スマートフォン事業や個人向けパソコン事業の非連結化で売上高が落ち込む。ネットワークや海外の不振も響く。

 NECは日本航空電子工業を連結子会社化して増収だった。今期は早期退職者を3000人募り、茨城事業所(茨城県筑西市)と一関事業所(岩手県一関市)を閉鎖する構造改革費用として400億円計上する。

 ■電機大手6社の2018年3月期連結決算(左から、売上高/営業利益/最終利益)

 日立製作所

 9兆3686( 2.3)/7146(21.7)/3629(57.0)

 ソニー

 8兆5439(12.4)/7348(2.5倍)/4907(6.7倍)

 パナソニック

 7兆9821( 8.7)/3805(37.5)/2360(58.0)

 三菱電機

 4兆4311( 4.5)/3186(18.0)/2718(29.2)

 富士通

 4兆 983(▲0.8)/1824(55.4)/1693(91.4)

 NEC

 2兆8444( 6.7)/ 638(52.6)/ 458(68.0)

 ※単位:億円。カッコ内は前期比増減率%、▲はマイナス。

 ソニーと三菱電機は米国基準、他は国際会計基準(IFRS)