フルノシステムズ、無線携帯情報端末に新機種 防塵・水強化、寒暖差にも対応

フルノシステムズが6月に発売する無線携帯情報端末「フィンパッド900f/903f」
フルノシステムズが6月に発売する無線携帯情報端末「フィンパッド900f/903f」【拡大】

 国内無線LAN機器メーカーのフルノシステムズ(東京都墨田区)は、物流や流通業などに導入されている無線携帯情報端末「finpad(フィンパッド)シリーズ」の新機種としてバーコード対応機種「finpad 900f」、2次元コード対応機種「finpad 903f」を6月に発売する。

 3年前に発売した従来製品より防塵・防水性能を強化し、粉塵の影響が避けられない現場環境や、雨天時の屋外作業などでも端末を利用できる。マイナス20度からプラス50度の温度範囲で使用できるため寒暖に強く、冷蔵・冷凍倉庫などの低温環境からの移動時も結露を気にせず運用が可能という。

 無線LANの通信は2.4ギガヘルツ帯と5ギガヘルツ帯の2つの周波数帯に対応。電波の反射が伴う環境下での通信品質も強化され、安定した通信環境を実現した。両製品ともオープン価格で、900fは年1万台、903fは5000台の販売を目指す。

 今秋には新機能として、近距離無線通信規格ブルートゥースの低消費電力通信モード(BLE)を搭載予定。無線携帯情報端末が収集するデータ活用の可能性が広がり、モノのインターネット(IoT)を支える端末として期待される。