シーバスブラザーズが世界の社会起業家コンペ開催 日本からは仲本千津氏が決勝進出 (1/2ページ)

シーバス・ベンチャーの決勝大会に日本代表として出場するリッチー・エブリデイの仲本千津COO=東京都渋谷区
シーバス・ベンチャーの決勝大会に日本代表として出場するリッチー・エブリデイの仲本千津COO=東京都渋谷区【拡大】

 スコッチウイスキー「シーバスリーガル」を製造する英シーバスブラザーズの主催で、社会課題や環境問題を解決するビジネスに取り組む起業家を支援するコンペティション「シーバス・ベンチャー」の決勝大会が22日から、オランダ・アムステルダムで開かれる。日本からはウガンダの女性が手作りしたバッグや小物を販売するRICCI EVERYDAY(リッチー・エブリデイ、静岡市葵区)の仲本千津最高執行責任者(COO)が出場する。

 今回は27カ国から1人ずつ代表を選出。準々決勝、準決勝を経て、24日に上位5人による5分間のプレゼンテーションで、最終順位を決める。

 日本代表の仲本COOは、大手銀行勤務を経て、国際農業NGO(非政府組織)に参画し、ウガンダの首都カンパラに赴任。そのときに出会った現地の女性たちと、バッグなどを企画製造販売するリッチー・エブリデイを創業。ウガンダに直営工房を設立し、職を得ることが難しい現地女性とともにものづくりを行っている。

 仲本COOが現地でバッグを製造し、母親で代表取締役の律枝さんが日本での営業・販売を担っている。全国の大手百貨店やセレクトショップ、オンラインストアで販売され、斬新な柄と大胆な色使いで注目されている。仲本COOは「ウガンダだけでなく、周辺の紛争を経験した国にも事業を広げていきたい」と日本だけでなく海外にも販売網を広げていく考えだ。

 仲本COOのほか、決勝大会に出場するのは、点字に翻訳されていない本を読むための手袋を開発したハンガリーのゾフィア・ティリンガー氏、低コスト・コンパクトで水を必要としないトイレを下水道のない家庭に普及させている米国のダイアナ・ヨウセフ氏、空気から微雨粒子を集めて新鮮な水を供給する機械を設計したチリのヘクター・ピノ氏ら。

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