火災保険料4年ぶり引き上げへ 31年度、自然災害増で

 損害保険各社が住宅向け火災保険料を平成31年度中にも値上げする見通しとなったことが18日、分かった。台風など自然災害の増加で保険金支払いが増えているためで、値上げされれば27年度以来4年ぶりとなる。

 損保各社でつくる損害保険料率算出機構が、火災保険の保険料を決める際の目安とする「参考純率」を3~5%程度引き上げる方向で調整している。近く決定し金融庁に報告する。金融庁の認可後、損保各社は保険料の改定作業を本格的に始める。

 保険料の値上げは、参考純率の引き上げ幅と同程度になる見通しだ。例えば、参考純率が5%程度引き上げられた場合、大手損保の主力商品では年間保険料が木造一戸建てで2千円前後、マンションでは400円前後の値上がりとなる可能性がある。