【経済インサイド】40代でもう定年後を意識!? メットライフの「♯老後を変える」が人気 (1/3ページ)

メットライフ生命保険の健康応援サイト「♯老後を変える」(ホームページから)
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 「人生100年時代」へ向かって長寿化が進む中、定年後の長い老後を支える生活資金や健康などへの不安が幅広い年齢層に広がっている。かつて、老後を考えるのは60歳の定年がみえた50代半ば以降からというイメージだったが、メットライフ生命保険の調べによると、20~30代の若い世代も含めて6~7割が老後に不安を抱えているという。こうした実態を踏まえ、メットライフ生命は40~50代をメインターゲットとしたインターネット上の健康応援サイト「♯老後を変える」を昨年7月に開設(9月にリニューアル)。これまでに延べ150万人が閲覧する人気ぶりだ。

 同サイトでは、健康で前向きに日常生活を送るため、幅広い分野で活躍するさまざまな年代の著名人や有識者が人生を豊かにする秘訣(ひけつ)を紹介。「楽しむ」「備える」「豊かになる」のテーマ別に現段階で約80本の多彩な記事を配信している。

 「楽しむ」では、スマートフォン向けゲームアプリを開発し、世界最高齢のプログラマーとして知られる若宮正子さん(83)にインタビューした記事を「いつも“今”が一番! 失敗さえも楽しめる生き方とは?」と題して紹介。若宮さんは「年をとることに不安はありません。人間いつかは死ぬんだから気にしすぎないで、それよりも生きてるうちをめいっぱい生きることが大事かな」と語っている。

 また、「人生を謳歌(おうか)する鍵を握るのは『40代の過ごし方にある』」と題した記事では、40代以降に成功を収めた国内外の偉人を紹介。新しい体験を前向きに楽しむヒントを示す。

元プロ野球選手の引退後の人生についても取材